私の備忘録

少しでもずる賢く生きるために

オカズはあるが、オカズはたりない

先日の話。

男性にはよくあることだと思うが。

オカズ不足の話。

 

これは物質的な、いわゆるごはんのオカズではない。

言い換えるならばネタ不足。

これで察知してくれればいいのだが。

 

昔ながらの言葉ならズリネタ。

 

まぁちょっとたまには猥談でもいいじゃない。

寛大な心で見守ってください。

 

その夜は、オカズが決まらなかった。

世はまさに飽食の時代。

インターネットの上澄み部分を少しすくうだけでもたくさんネタはある。

SNSにだってあるんだから困ることはない。

ちょっとした単語を検索すれば膨大なデータが閲覧できる。

便利な世の中である。

 

物質的に豊かになった人類は、量では飽き足らず

より美味しい食べ物を探し出すために香辛料を求めて大航海時代に突入したように

エロの世界でも

より、エロいものを探そうと、男性諸氏は孤軍奮闘するのである。

至極当然の流れであり、誰もそれを止めることなどできない。

 

音楽のジャンルが多岐にわたるように、エロのジャンルも多岐にわたる。

ジャスの中にフリージャズやディキシーランドジャズがあるように

ロックの中にパンクロックやハードロックがあるように

ジャンルは細かく細分化されている。

 

細分化されるというのは

自分の好きなカテゴリーが明確であればとても重宝する

しかし、好きなものがまだ定まっていない人にとっては

細分化ジャングルの中に放り込まれ、道を失うことがままある。

 

また、ジャンルは輪廻転生する。

例えば好きな音楽のジャンルがジャズ、クラシック、ロック、ポップス、ジャズのように

ぐるぐると回るようにエロのジャンルも

熟女、近親相姦、ギャル、エステもの、熟女などなどぐるぐる回る。

 

話が大分それてしまったが

あの夜は、オカズが決まらなかった。

 

熟女、ギャル、、、と右往左往しながら行き着いた先はエステものだった。

 

エステものをダラダラと見ながら、あれでもない、これでもないとまた右往左往する。

飽食の時代だからこそできる、贅沢な悩みであるのは間違いない。

 

結局、これだ!!というのは見つからず

昔に見たことのある作品から探そう!!となったものの

肝心要のタイトルがわからない

 

エステものは今や、大人気ジャンルで、類似作品が多数ある為

似たようなタイトルがたくさんある。

また、パッケージもエステ特有の下からのカメラアングルであり

どれもこれも同じに見える。

 

少ないヒントからようやく見たことのあるタイトルを見つけ

いざ、購入しようかと検討段階に入ったが

すでに、エステものの気分ではなくなっており

結局熟女ものの過去作品をオカズにすることにした。

 

賢者タイム(理性が本能に勝つ時間)にはいり

オカズが定まらなかった自分を振り返る。

本能に負け、衝動買いしなくて良かった。

しかし、悩んだ無駄な時間は戻らない。

 

悩める戦士たちよ

今夜も一人、大海原へと旅立つあなたに幸運あれ!!!