私の備忘録

少しでもずる賢く生きるために

ゴルフなんて大っ嫌い!!!!!

ゴルフクラブは昨年捨てた。

 

新卒で銀行に勤めて数ヶ月して、渉外係(外交、営業、色々呼び名がある)になった。

企業の社長と相対するからという事で、ゴルフを覚えろとのことであった。

幸い、父親の中古クラブがあり、そこからスタートすることができたが

クラブ、服、シューズと装備一式を揃えるにはなかなか資金がいる

また、プレイ代も馬鹿にならないし、飲食代もやたらと高い。

当時勤めていた銀行の初任給が174,000円だったから

ゴルフへ行くこと自体がハードルが高かった。

 

社長との交流が営業時間外のゴルフや飲み会だけというのも

何だか時代錯誤だなあとは感じていたものの

新社会人にとってはそーゆーものなんだ!!と無理矢理納得させていた。

 

そんな疑問点が多いために練習も特にせず

上達もするわけなく、結局、社長たちとゴルフする機会は数回だけであった。

 

転職して、今の会社でもゴルフ文化(社内コンペ、接待ゴルフ)があった。

やはり、疑問は抱いていたが、古い企業だしこーゆーものかと何とか割り切っていた。

銀行と比べゴルフへ行く頻度は多くなったが

さして上達もせず、意欲も沸かず、退屈な時間に感じていた。

 

コロナ禍になり、社内コンペが中止になったことをきっかけに

思い切ってゴルフクラブを処分する事にした。

道具がなければ誘われもしないだろうという魂胆だ。

処分したことで、憂鬱だったゴルフのことを考えずに済んだ。

気持ちが楽になった。

 

ここでなぜそんなにゴルフを嫌々ながらしていたのか振り返ってみた。

銀行の時も、今の会社でも共通していることは

自分の居場所を確保する

という点だと思う。

 

ゴルフをしないことで、社長から気に入られないと困る

ゴルフをしないことで、社内で浮いてしまわないだろうか

とかとか

自分の保身のためにやっていたのだなと痛感する。

 

幸いなことに、今の会社でそれなりの意見も言える立場であるし

仕事内容も認められているからこそ、ゴルフに執着する必要がなくなったとも言える。

自分に自信がなかったからこそ、社会人の共通趣味のゴルフを支えとしていたということかな。

 

サラリーマンとして、ゴルフくらいできないとダメだよとか先輩上司に言われて

嫌々付き合っている全てのゴルフ嫌いの人よ

今すぐクラブを処分して、自分に自信を持ちましょう!!

ゴルフに限らず、麻雀、飲み会などなど

 

サラリーマンなんて身軽が一番だ!!!!